公益財団法人
在宅医療助成 勇美記念財団

第3章 在宅における治療技術

6.膀胱・腎カテーテル管理(尾山 博則)

安易な尿道カテーテル留置は慎むべきですが、在宅医療の現場では尿道カテーテル留置を必要としている患者が多いのも事実です。この節では尿道カテーテルの標準的なケアについて理解し、個々の事情に応じた臨機応変な対応ができるよう学習します。

それぞれのセクションの概要は、以下の通りです。
「6-1 清潔間欠導尿」(2分24秒)。留置カテーテルよりも清潔間欠導尿の方が合併症は少ないとされています。しかし本人や家族が実施するために介護負担にもつながることも勘案し、その導入について考えます。
「6-2 尿道留置カテーテル」(3分42秒)では、安易な留置を慎むためにまず尿道留置カテーテルの適応を正確に学んだ上で、その管理について、実技を通して学びます。
「6-3 尿道留置カテーテル合併症とトラブル」(5分21秒)では、在宅医療の現場で対応を要する合併症やトラブルについて学びます。予防につながるTipsとトラブルが起こったときの対応を講義します。
「6-4 膀胱瘻・腎瘻」(2分59秒)では、在宅医療において膀胱ろう・腎ろうの対応を求められることがあり、そのために知っておくべき臨床の実際を解説します。

講師: 尾山 博則(おやまクリニック 院長)

6.膀胱・腎カテーテル管理 (1.31MB)

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