公益財団法人
在宅医療助成 勇美記念財団

第2章 在宅医療の臨床課題 Ⅰ生活機能障害と在宅医療 Ⅱ在宅急性期の課題

1-10.褥瘡(鈴木 央)

在宅医療においてベッド上臥床の患者は多く、どうしても褥瘡ができやすい環境にあります。患者のQOLを下げないための予防、そしてできてしまった時の対応について学び、日々の診療に生かしていきます。

それぞれのセクションの概要は、以下の通りです。
「10-1 まず最初に」(2分36秒)では、まず「褥瘡」について概観していきます。褥瘡を診る上で必要な環境調整についても学びます。
「10-2 予防」(2分11秒)。褥瘡は予防することが何よりも重要です。リスクの高い患者を知り、その対応を学びます。
「10-3 局所アセスメント」(2分21秒)では日本褥瘡学会が開発したDESIGN-Rによる評価を学びます。傷の状態をよく診て評価することを学びます。
「10-4 局所治療戦略 褥瘡発生直後~炎症期」(4分2秒)では、褥瘡の継時的な変化を理解し、早期の局所治療をTipsも交え講義します。
肉芽形成期から表層形成期の褥瘡の局所治療については、「10-5 褥瘡局所療法 肉芽形成期~表皮形成期」(2分37秒)で学びます。創傷被覆材についても整理します。
「10-6 ポケット対策」(2分18秒)褥瘡はポケットができないように治療を進めることがポイントです。そのためになにをすればよいのか、そしてポケットができたときの対応についても講義します。
そして、褥瘡ケアをする上で医師が求められる役割を「10-7 まとめ」(2分10秒)で整理します。

講師: 鈴木 央(鈴木内科医院 院長)

1-10.褥瘡 (1.83MB)

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